有り余る承認欲求と自己否定感をぎゅっとしてブワッとするところ。

騒がない日和

今朝は何故か目覚まし時計が1時間遅くセットされていたので少々焦りながらもそこそこゆったりコーヒーを飲んでからお風呂に入って、それでも不安のために腹痛と体の痺れを感じながら家を出たら予想外の良いお天気で一瞬気持ちがフワッとなった。

せめて窓がある職場だったら良かったんだけどあいにく全然外が見えないところにずっといるので天気のいい日は出勤するのが勿体無いと感じる。
休みだったとしても別にどっかに出かけるわけじゃない。
要は仕事に行きたくない。

 

今日の世の中の皆さんの気持ちを考えるといたたまれない。
10連休だった取引先の人たちの電話越しから分かる殺伐とした感じ、かわいそうでならない。
帰りに薬貰いに病院行こうと思ったけど連休明けの心療内科の混み具合を想像してやめた。
今日本中が病んでるに違いない。
こんなにお天気なのに。社会は無情だ。

 

私は天気のいい日に家中のカーテンを全開にしてお菓子を食べながらまどろんでいるのが好きだ。
食べるか寝るかしかできない時でも天気が良ければちょっとだけ幸せになれる。
外に出ると人間がいるので気持ちが沈む。おうちが一番。

 

天気のいい日の朝に露天のある銭湯に行くのも良い。
人間はうようよいるけどみんな裸だから動物みたいなもんだ。
だいたいの人がスッピンだしおしゃれとかないし、視線だけで交わされる女のマウンティングがない平和な場所だ。
超絶人間嫌いだけど銭湯だけは人間がいてもリラックスできる人って結構いるんじゃないかな。

私がいつも行く所は所謂スーパー銭湯で、露天風呂がたくさんある。
すぐ側に海があるので潮の香りがして気持ちいい。
景色が見れたらいいんだけど全面スモークガラスの塀があるので、私はいつもお風呂に浸かりながら空を見てる。
空を見ながら「これからサウナ3セットしてそのあとご飯食べよう、ご飯何食べようかな、ご飯になりたいな」なんて事を考えたりしてる。9割食べ物のことを考えている。

私は仕事の休憩時間にご飯を食べないのと休憩が被った誰かと喋りたくないという理由でいつも喫煙所にこもりっぱなしなんだけど、喫煙所だけが唯一窓がある場所であることに救われている。
今日は遠くで飛んでる飛行機を見ていた。天気がいいからよく見える。
飛行機を見ながらケンタッキー食べたいな、と考えていた。
でも昨日マクドナルド暴食してお腹壊したから食べない。

 

今日は淡々と働いて定時に上がった。まだ外は明るくて嬉しい気持ち。
体調は悪いけど天気がいいから大丈夫。
頑張って生きようね。