有り余る承認欲求と自己否定感をぎゅっとしてブワッとするところ。

疲れる休憩

私の仕事はシフト制の販売員なので休憩は一人ずつ行くのだが、今日は休憩時間が人と被ったため一緒に休憩を取る羽目になった。
いつもは休憩中何も食べないけど、がっつりお弁当を食べてる同世代の先輩の横で何も食べないのもアレなので気を使って一口羊羹を食べた。
それでも羊羹だから相当変な人間と思われているはずだ。気を遣って羊羹食べるってなんだよ、気を遣うならせめておにぎりかパンにしろよ。
万年ダイエッターではあるけど、ダイエットしているから羊羹一つで我慢してる奴と思われるのは嫌なので「この間マクドナルドで3人分くらいの量食べちゃったんですよ〜」みたいな話をわざわざしたら普通に引かれた。なんなんだよ。

 

ちなみに羊羹は糖分補給にめっちゃ良い、という持論がある。
チョコより腹持ちするし甘さが上品、そして一口羊羹はウイダー並みに手軽に食べられる。栄養価はないだろうけど。
脳みそが疲れててかつ食べるのが面倒な時は羊羹が良いよ。
登山の世界でも良い補給食と言われてると聞いたことがある。

 

羊羹は美味しかったから良いとして、
何故休憩時間なのに職場の人間と話さなければならないのか。
よく考えることだけど、世の中全員一斉に昼休憩を取る職場の方が多いだろうし、そうなると一人で休憩時間を過ごすのは結構難しいんじゃないかと思う。
考えるだけで苦痛だ。女子社員が群がって今日どこでランチする?とか言ってる世界が本当にあるんだもんな。
それを苦痛と思っている人はすごくたくさんいるはずなんだ。
そんなのを毎日耐えている人が世の中にたくさんいると思うと、たまに休憩が被ったくらいで人生の絶望と言わんばかりに心の中で騒いでいる自分が恥ずかしい。
みんなすごい。ちゃんと人間やってて偉いね。

 

私が立派にできる人間らしいことと言えば、食べることと寝ることくらいだ。
でも人に気を遣って食べるのに一口羊羹を選んだりマクドナルドで暴食したりするのを考えると、本当は食べることもちゃんとできていないかもしれない。