有り余る承認欲求と自己否定感をぎゅっとしてブワッとするところ。

退職とは死

最近はずっとどうやって退職を切り出すかを考えながら働いている。
クズだ。そんな事は分かっているんだ。

今日、前の仕事を辞めた時の事をふと思い出した。
辞めたあと休むつもりで何もしなかった1ヶ月間、休むどころか余計に精神が死んでたんだけど、これは働いていないからというより職場に依存していたために起こった事だった。それを忘れていた。
そこで働いていない私には価値がない、という思い込みが強くて、退職を切り出すまでも大変だった。
ここが私の全てだ、だけど私はここに居たくない。どうしよう。
辞める前の数ヶ月はもう色々最悪だった。

無事辞めたあとは多少の開放感はあったものの、虚無としか言いようのない感覚に襲われて、毎日本当に死にたかった。
戻りたいとは絶対思わない、だからこそ自分がどこに足をつけて良いのか分からなかった。

前の仕事は20代前半の多感なお年頃を全て費やしたから、依存はかなり強かった。
今はそうでもない、深い思い入れがない。
それでも数年働いてきた経験はあるわけで、私のことだから全く依存していないわけがない。
今のところそれがどんなものなのか、自分で測ることができないんだけど、辞めたらやっぱり虚無感でどうにかなってしまうと思う。
あと、前回の場合はまだ少なからず社会にも自分にも期待していたんだけど、今はそういうのが全くない。特に自分に対しては諦めしかない。

つまるところ私には社会は向いていない。生きることに向いていない。
もうずっと寝ていたいんだよな、本当に。
ぬいぐるみを抱いてベッドに寝転ぶのが多分一番幸せに感じてることなんだけど、そのぬいぐるみ作ってる誰かも仕事に苦しんでるのかなと思うとしんどくなるね。

学校で先生がうるさく言っていた、人の嫌がる事はしないとか嘘はつかないとか色々、全部大人になると守らない方が普通であることに、いまだに戸惑っている。28歳。