有り余る承認欲求と自己否定感をぎゅっとしてブワッとするところ。

飲み会の後の引きこもり

今日は職場の飲み会だった。
普段からあまり頭を使って喋ることができない私は、酒を飲むと暴走する。
とにかく後先考えずクソみたいなことを喋りまくる。黙っていられない。
そして次の日死にたくなる。
酒を飲む人間は多かれ少なかれ誰にでもあることだろうが、これが毎回なので本当にやめたい。(人間を)

 子供の頃から自分のことをコミュ症だと自認していたが、成人し飲み屋で働いた5年間でコミュ症は克服しただろうと思っていた。
でも最近気がついた。コミュ症と人見知りは違うし、コミュ症とシャイも違う。
私はシャイで人見知りを克服しただけであって、コミュ症は変わっていない。
マジで人とコミュニケーションが取れない。
よく喋るけど一方的にまくしたててるだけ、黙ってた方がいい。沈黙は金とかいうレベルじゃない。

 

そういうわけで今夜もやらかし、明日は休みなのでカラオケに行って現実逃避しようと思う。
機種はもちろんライブダム。
山口百恵の本人映像を見ながら完全に百恵になりきって歌うのだ。最高。
百恵ちゃんは神々しい。いや神様よりすごいから百々しい(モモモモ-しい)。
もう人間とコミュニケーション取れなくていいから、山口百恵という概念になりたい。

 そう、山口百恵という概念こそが素晴らしい。
私は百恵ちゃんの活動時期にはまだ生まれていないわけだが、その世代に生きていたかったとは思わない。
山口百恵にリアルタイムで夢中になり、山口百恵の引退を阿鼻叫喚で見送るのも悪くない。あの時代は良い。しかも山口百恵の後には80年代の輝かしいアイドルたちが活躍するのだ。夜のヒットスタジオを毎回楽しみに生きたりするのはさぞ楽しいだろう。
これらは90年代に生まれた私だから憧れることであり、山口百恵とその時代が私にとって虚像であるから美しく思えるのだ。
アイドルとは偶像で、その偶像だけを強く残し伝説となったのが山口百恵なのである。

 例えば某会いに行けるアイドル、私はテレビジョンを見ない、というか家にないので全く詳しくないのだがなんかしょうもないスキャンダルとかあるんでしょ?
で、ファンが騒いだりファンじゃない人がなんやかんや言ったりワイドショーではその話題で持ちきりになったりするんでしょ?知らんけど。

 『アイドルとはこうあるべき』みたいなことを語るつもりは更々ない。
アイドルも人間だから色々あるし、何もなくてもテレビジョンや週刊誌、インターネットでは色々言われるだろう。
私はそういうリアルタイムな情報に振り回されて一喜一憂したくない。
マイケルジャクソンも美空ひばりも存命中はボロカスに言われてたのに死んだら神格化されている。
世間は滑稽極まりないが、仕方ないことだ。

 きっと山口百恵も色々言われていただろうし、当時のテレビジョンだから引退後の明らかにヤラセな突撃インタビューも残っている。
私はそういうものに振り回されず百恵ちゃんを好きでいられる。最高。
百恵ちゃんがいきなり坊主になって謝罪会見する心配とか全くない。
山口百恵はもはや完全なる偶像である。
(息子が母としての百恵を語るのを一度だけ見たがあれは悲しかった。お願いだから本当にやめてください。)

 

そろそろ酔いが醒めてきて辛くなってきました。
寝なきゃ。寝て起きてサウナのち百恵。オッケー完璧。