有り余る承認欲求と自己否定感をぎゅっとしてブワッとするところ。

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この数日間、食欲が増しておりひたすら何かを食べている。
食べていることがストレスになって心が乱れている。
そんな中で昨日は人に冷静さを欠いた話をしてしまい、余計に乱れる。

暴食してしまうと自分の理性を無くしてしまうような気がしてすごく嫌な気持ちになる。
せっかくおいしいものを食べたのに、いちいち後悔してる。
私はずっと痩せていることでしか価値を与えられないと思っている。
本当に馬鹿馬鹿しい。
頑張ってダイエットをしてガリガリになっても、自己肯定感が強くなるわけでもなかった。ただ痩せている自分に酔えるというだけ。
「痩せたね」と人に言われることはものすごく快感、それがたとえ哀れみのこもった表情であっても。
でもそれで誰かに勝てるわけじゃなかった。勝ちたかったから痩せたけど、そういう土俵で戦うなら何千万かけて整形手術をしないといけないんだと気付いた。すごく虚しい。
なんで勝つ必要があるのか自分でも分からない。
私は人と対等に歩く方法を知らないから、勝つか負けるかでしか人間関係を作れないんだと思う。
物心ついてからずっと負けっぱなしだから、負けていることが悔しいだなんてもはや思わないけど、でもどこかで勝たなければいけないと思い続けて、かろうじて痩せていることが少しだけステージを上げているような気がしている。
執着している、本当に馬鹿。

せめて頭がもう少しマシな人間に生まれていたらなあ、と時折思うけど、頭がマシなところでコンプレックスが消えるわけじゃない。
みんな何かコンプレックスを持っていて、それと戦っているわけだし
結局のところ、楽しく生きられる人間が全てにおいての勝ちなんだと思う。
だから痩せていることに執着している自分が虚しい。馬鹿みたいだと思う。